光温浴　どんな作用がある？

2018/12/16

今回は光温浴（可視総合光線）の作用について少し詳しくお伝えしたいと思います。

「光温浴とは」でも書いておりますが、光線は赤外線（78％）可視線（20％）紫外線（2％）の3種類の総合光線です。

関連のブログ記事→「光温浴とは」

紫外線は有害紫外線を含んでおりませんので、体に悪影響を及ぼすことはありません。

不調の改善・軽減そして健康維持をはかり、免疫力や自然治癒力を高めます。

どんな作用があるのかお話させていただきますね。

【光化学作用】

皮膚内の他の物質に作用して、生体中に新しい物質を産生する作用があります。

◆皮膚内に存在するコレステロールをビタミンDに変換する。

ビタミンDは腸からのカルシウムの吸収を始め、カルシウム代謝を介して生体の細胞機能の恒常性維持に重要な作用があります。

・骨粗鬆症、骨軟化症の改善と予防

・アトピー性皮膚炎、花粉症などの改善と予防

・生活習慣病の改善と予防

【深部温熱】

生体への浸透力が大きな可視線と赤外線により、血流を増加させて血行を改善します。

・冷え性、ひび、あかぎれ、しもやけなどの改善と予防

・消化管の動きや消化機能の改善

【生体リズム調整】

可視線は眼を通過し、その刺激は視神経を介し、脳神経系に達します。

そして、脳の中心付近にある松果体に作用してメラトニン（松果体ホルモン）の分泌を調節します。

メラトニンは脳下垂体に作用して、生体リズム、高血圧、免疫機能、抗酸化作用など多くの機能に関与します。

・時差による睡眠障害、不眠症などの改善と予防

・メラトニンの降圧作用による高血圧の抑制

関連のブログ記事→「不眠症でお悩みですか？」

【鎮痛】

深部温熱作用によって血流を改善し、発痛物の原因物質を除去して、鎮痛とともに痛みの原因も改善し、炎症を鎮める作用を発揮します。

・関節痛、神経痛の改善と予防

・椎間板ヘルニア、腰椎捻挫などによる急性、慢性腰痛の改善と予防

【免疫調節】

ビタミンD、カルシウム代謝を介する免疫調節作用があります。

・風邪、気管支炎などの感染症の改善と予防

・慢性関節リウマチなどの自己免疫疾患の改善・予防.

関連のブログ記事→「ビタミンDのお話」

【消炎】

鎮痛効果と同時に強い抗炎症作用があります。

・扁桃炎、中耳炎、関節炎などの腫脹の改善

【殺菌】

可視総合光線は免疫調節作用に加えて、感染防御機構を介して細菌感染症の予防に有効です。

・風邪、気管支炎、などの感染症の改善と予防

・アトピー性皮膚炎のなどの細菌の二次感染の予防

【便通】

可視総合光線による皮膚、内臓の血行改善等の作用により、消化管の働きが活発になり、便通を良好にします。

・胃炎、胃潰瘍、便秘などの胃腸病の改善と予防

・胃下垂の改善

【解毒】

肝臓、腎臓の機能を活性化して、解毒作用を発揮します。

【コレステロール低下】

可視総合光線には、脂質代謝を改善して、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあります。

・末梢血流障害の改善と予防

・脂肪肝の改善と予防

【消痒（しょうよう）】

皮膚病によるかゆみだけでなくさまざまなかゆみに有効です。

【筋力・運動能向上】

自律神経系、ビタミンD産生を介して、副腎皮質ホルモン分泌を促進し、筋力、運動能を向上させます。

【呼吸機能改善】

血液循環調節作用と去痰作用により、呼吸機能を改善させます。

・慢性気管支炎、気管支ぜんそく、肺気腫の改善

【神経機能改善】

光化学作用と温熱作用により、神経機能を改善させます。

・神経麻痺、手足のしびれなどの改善

※以上、「可視総合光線療法　理論と治験」より引用

いかがでしょうか？

光温浴の多彩な作用について書いてみました。

私は身内の病気などに関わってきた中、「もっと早くこの光温浴を知りたかった！」と本当に思っています。

そして、多くの方に光温浴を知っていただきたい！

少しでも悩みを解決するお手伝いがしたい！

そんな思いでサロンを始めました

体の不調に悩んでいる方、健康維持を気にかけている方、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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