胃腸障害について

2020/12/03

いつもご利用いただきありがとうございます!

今日は消化器の機能、潰瘍や豆知識についてお話ししたいと思います。

 

 

自分は「胃腸が弱いな」と思いながら長い間過ごしている方いませんか?

日常生活の中で何となく、、というような症状はとても多いと思います。

実際に病気であったり、症状だけで病気ではないこともあります。

それでも自覚症状があれば、とても不快で憂鬱な気分になりますよねsad

 

【消化器の機能】

消化器は、口から始まって、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、そして肛門までの長い管です。

お腹の大部分を占めています。

 

胃腸の働き

摂取した食物を消化、吸収する働きです。

 

食物を摂取

唾液ででんぷんを消化する

胃のペプシンでたんぱく質を分解する

膵臓から分泌される消化液と

肝臓から分泌される胆汁によって十二指腸で消化される

 

 

十二指腸の働き

三大要素のたんぱく質、脂肪、糖質をアミノ酸、脂肪酸、ブドウ糖に分解して、吸収しやすくします。

 

これらは小腸から吸収される

肝臓に送られる

 

 

大腸の働き

胃や小腸で消化しきれずに送られてくる食物の残りから水分を吸収して便をつくります

 

【消化器系の疾患と症状】

消化器系の疾患はとても多く、症状が似ていても悪性のもの良性のものがあったり、無症状でも悪性であったり、また、消化器系と関係がなくても胃腸症状があったりと多岐にわたっています。

胃腸病の主な症状

✓痛み

✓吐き気

✓嘔吐

✓胸やけ

✓腹部の張り

✓食欲不振

✓下痢

✓便秘

生理的に起こる症状

✓冷えると下腹部が痛い

✓心配事で胃が痛い

✓走ると脇腹が痛くなる

 

 

診断を受けても所見がない場合があったりしますが、自己診断ではなく専門医の検診を受けていただきたいと思います。

 

 

潰瘍

胃や十二指腸の潰瘍は胃液の消化作用を受けることによって発生することで「消化性潰瘍」と呼ばれます。

消化性潰瘍が出来る原因については、いろいろな説があるようです。

「潰瘍は脳の病である」ともいわれるそうなので、その誘因として、ストレスが大きく関与していることがわかります。

不規則な生活を改善して、ストレスを除去することが重要になると思います。

 

そこで、ショウガ紅茶やプチ断食などの健康法で有名な石原結実先生の「体を温めると病気は必ず治る」から引用させていただいた、マメ知識をご紹介したいと思います。

 

 

『早い人なら一週間で効果が出る』

症状別の温め方

=胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍=

胃や十二指腸の病気は、冷え性(陰性体質)の人に特徴的な病気である。ストレスがかかっても、副腎髄質からアドレナリンが分泌されて血管が縮み、胃腸の粘膜の血行が悪くなって(冷えて)潰瘍になりやすくなる。そんな人は次の方法を習慣化するといい。

 

①梅醤番茶の愛飲。

梅醤番茶

1、種子を取り去った梅干し1個を湯飲み茶碗に入れて、果肉を箸でよくつぶす。

2、1の中に大さじ1杯のしょう油を加えてよく練り合わせる。

3、生姜をすりおろして、ふきんで搾ったものを3~4滴、2の中に落とす。

4、熱い番茶を注いで湯飲み茶碗いっぱいにし、よくかき混ぜて飲む。

 

②黒豆を黒砂糖で煮て毎日食べる。

 

③キャベツを積極的に摂る。

キャベツは抗潰瘍作用があるビタミンU(ただし加熱すると破壊されてしまう)と、出血を止めるビタミンKを含む。

1)ジュースにして飲む。ニンジン2本、りんご2/3個、キャベツ(約100ℊ)

2)生食する。キャベツをみじん切りにして、かつお節としょう油をかけて毎食食べる。これだけでも有効であるが、野菜の生食は体を冷やす心配があるので、次の方法もいい。

3)湯通しして食べる。約200gのキャベツをミキサーにかけた後、鍋に入れ、沸騰させないようにサッと温めたものをよく噛んで食べる。

 

④「シソの葉加生姜湯」を毎回飲む。青ジソの葉2~3枚を火であぶり、パリパリになったところを手でもんで湯飲み茶碗に入れ、すりおろし生姜を5~10滴加えた後、熱湯を湯飲み茶碗に半分くらい入れて飲む。シソの葉と生姜は胃腸を温めるほか、気分を良くしてストレスを取る効果もある。

 

⑤42℃ぐらいの熱い風呂に入浴すると胃液の分泌が少なくなるので、潰瘍の改善にはいい。

ただし、就寝前はストレスを取るため38℃~40℃の入浴がベター。

 

⑥単なる胃弱や胃下垂の人は胃液の分泌を促して、胃の働きを活発にさせるために38℃~40℃ぐらいのぬるめの湯にゆっくり入浴する方がいい。

 

 

いかがでしょうか?

参考にしてくださいねlaugh

 

胃や腸に異常感がありながら診断を受けても、所見がない場合や、ストレスにより疲労感がある場合など、光温浴はストレスによって緊張している自律神経系を緩和させて心身の安定を促します。

 

体が温まることによって痛みが緩和して睡眠も良好となり、自覚症状が改善されます。

 

ぜひ、光温浴をお試しくださいませsmiley