柔軟性が低下している?

2021/02/01

先日ご来店いただいたお客様が、昨年からリモートワークになり「家でほとんどPCに向かっているため、体がどんどん硬くなっているのを感じる。」とおっしゃっていました。

 

みなさんの中にも「カラダの硬さ」を感じている人、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 

それは加齢や運動不足、冷え、食べ過ぎなど、さまざまな要因で起こるのですが、硬くなったカラダの内側でも変化が起こっていることをご存知ですか?

 

 

柔らかくて弾力がある若い人の血管。

しかし、歳をとるにつれて硬くなり、弾力性がなくなってきます。

 

すると、血液がスムーズに流れにくくなり、体のすみずみにまで栄養が届かなくなってしまいます。

そうなると、各細胞も栄養が不足し、水分も熱も不足するので、硬くなっていきます。

 

 

また、筋肉に付着している毛細血管は、酸素や栄養素を供給しています。

 

 

全身の筋肉の70%以上が下半身にありますので、下半身には多くの毛細血管が集まって、血液が循環しているのです。

 

 

下半身の筋肉が減ると、付着している毛細血管も減るので、下半身を流れていた血液は上半身へ移動することになります。

 

 

上半身の毛細血管の量は変わらないのに、血液の量は増える。

ということで、血圧は高くなります。。。

 

若い人で高血圧だ、というのはあまり聞きませんが、ある年齢になると増加するのは、

加齢によって下半身の筋肉が衰えて体が硬くなったことも無関係ではないのですねsurprise

 

 

「人は血管とともに老いる」という言葉があるそうです(>_<)

 

 

そして、筋肉が硬くなり、血管も硬くなれば、内臓も硬くなる。

 

ということは、病気は硬いところから発生するともいえますね。

 

 

例えば、

「肝硬変」(肝臓が硬くなる)や「腎硬化症」(腎臓が硬くなる)などの病気は内臓が最大に硬くなった状態だそうです。

 

一般には、細胞の中の水分が不足すると硬くなるといわれています。

 

赤ちゃんのときは体内の水分が70%くらいありますが、歳を重ねるにつれて50~55%くらいにまで減ってしまうようです。

 

細胞の保水力が落ちてきて、細胞の内部に水分を取り込めなくなるためです。            

逆に、細胞と細胞の間には、余分な水分がたまります。

これが内臓を冷やすのでどんどん硬くなってしまうわけですね。

 

 

普段から運動大好きで日常的に運動している人でなければ、今の冬の時期、寒いし体を動かすことが苦痛だと感じる人もいらっしゃると思いますが、

体をしなやかに保つことが大切で「運動不足」がいかに体にダメージを与えるのかということを改めて感じています。体の柔軟性、大事ですね!

 

 

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