硬い体の内側では?

2021/02/01

「最近、体が硬い」と感じることはありませんか?

 

 

それは加齢や運動不足、冷え、食べ過ぎなど、さまざまな要因で起こるのですが、実は「硬い体」の中で起こっていることは、外側の変化だけではないのです。

 

 

筋肉がしなやかさを失って硬いのに、それ以外の部分は柔らかいということは、まずありません。

 

 

 

なぜなら、筋肉も内臓も、カラダの中にあるものはすべて、体内をめぐっている血液でつながっているからです。

体の柔軟度が低くなってきたら、内臓も弱っていると考えていいと思います。

 

 

つまり、脳梗塞、心筋梗塞、結石など、体の内部が硬くなる病気にかかりやすくなっているともいえるのです!

 

 

 

だからこそ、カラダの柔軟性を取り戻すには、筋肉をほぐして柔らかくするだけではなく、

体の内側からも温めてほぐして、柔らかくすることがとっても大切なんですwink

 

 

筋肉の柔軟性が失われて硬くなると、筋肉に備わっているセンサーが働く可動域が小さくなりますので、伸ばそうとしても、すぐに縮もうとする力が加わって引っ張られ、痛みを感じやすくなります。

 

 

また、硬くなると、筋肉細胞が減って、筋肉の形を保てなくなるので、形をキープするために、細胞の隙間に繊維質が入り込んできます。

 

これによって、更に柔軟性が失われてしまうという悪循環が起こります。

 

 

体重に対する筋肉の重量は、若い男性で約45%、女性で約36%と言われていますので、体重の半分近くを占めているわけです。

 

 

私たちの体温の40%以上は筋肉で産出されています。

 

 

「筋肉は最大の発熱器官」といえます。

 

 

筋肉細胞が減っていくと、熱を産出できなくなるので、体温も低下します。

 

 

体温が下がると体は冷えて、筋肉のみならず、血管も、内臓も、あらゆるところが硬くなってしまいます。

 

 

肩関節や股関節、手首や足首の関節などの可動域が狭いと、腕をまっすぐにあげられなかったり、脚を大きく開けなかったり、正座するのがつらくなったりします。

 

 

これは、骨そのものが硬いわけではなく、骨と筋肉をつないでいる腱の弾力性がなくなり、硬くなっているのです。

 

 

腱や靭帯の弾力性が失われると、関節にも負担がかかるようになります。

 

 

運動中や何かの拍子の力がかかったときなど、とっさに対応できず、転んだり、ケガをしやすくなったりしますcrying

 

 

また、股関節の可動域が狭いと、歩幅が小さくなり、転倒しやすくなります。

骨には「加えられた力に反応して強くなる」という性質があるので、骨に外から力が加えられると、それに抵抗しようとする力が骨の内部に発生し、それに比例して骨量を増やすのですね。

 

骨の状態と筋肉の状態、ほとんど比例しています。

 

 

筋肉を鍛えると、骨も同時に鍛えられているということですね。

逆を考えると、筋肉が衰えると、骨も弱くなるということです。

 

 

筋肉が衰えて、体が硬くなった状態では骨量も減少して骨も衰える。。。

筋肉って大事!!

 

 

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